かぜ症状(熱、咳、のどの痛み、だるさ、鼻汁など)の人の診療について

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の初期症状は発熱、のどの痛み、咳、鼻汁などふつうのかぜと区別がつきません。またインフルエンザをはじめ、感染性のあるウイルス性の風邪は数多くあります。かぜ症状のある方、あるいは新型コロナ感染症患者の家族や接触者の方は、原則として院内には入らず、電話で状況を確認して駐車場で診察いたします。当院は新潟県指定の「外来対応医療機関」(旧診療・検査医療機関)となっており、「発熱外来」の時間を設けています。

受診を希望される場合は、まず電話でお問い合わせください。看護師が電話で問診を行い、症状、経過や混雑状況、感染拡大状況によって診療予約時間や診察方法を調整いたします。定期受診されている場合はオンライン診療(ビデオ通話)を行うこともあります。必要に応じてCOVID-19、インフルエンザその他の迅速検査を行います。さらに必要と判断した場合はPCR検査や血液検査も行います。

新型コロナ感染症の治療は、多くの軽症者では一般的なかぜ治療と同様です。必要な人には解熱鎮痛薬など症状を緩和する薬を処方します。高齢者や持病のある重症化リスクの高い人については、新型コロナウイルス薬のパキロビッドパック、ラゲブリオカプセルを処方したり、酸素飽和度を測定するパルスオキシメーターの貸出をすることが可能です。